シュタイナー教育の顔になろう

シュタイナー教育は、子供が自分をしっかりとらえ、自由に行動する教育を行う。

シュタイナー教育の長所

シュタイナー教育 についてはよくわかっていないことも随分と沢山あるようです。サイトではシュタイナー教育の一般情報を書いています。シュタイナー自身が提唱した教育思想は、ドイツでは今でも一般にヴァルドルフ教育学と呼ばれていて、本やパンフレットなどを見ると「シュタイナー教育は素晴らしい、これを知らないなんて損」という感じで書いてあります。

シュタイナー教育では、人間はオオカミの中で育てばオオカミのようになってしまうほど模倣する力が強いと言っており、だからこそ、大人は子供のいいモデルになれるよう、常に自己成長する努力が大切だとも言っております。シュタイナーは「子どもに影響を与えるのは、道徳的な決まり文句でもなければ、理性に訴えかけるような戒めの言葉でもなく、周囲の大人たちが子供の目の前で行う、目に見える行為そのもの」だと言っております。シュタイナー教育の14歳から21歳までを「第三の七年期」で「触覚 生命感覚 運動感覚 平衡感覚」・「意思」を育てる時期と唱えて、意志の土台をつくる時で、植物が天へ向かって伸びるように、人間が育つときも上へ伸びる力が働いて来ると言っております。シュタイナー教育の「第三の七年期」で、同時に、引力に従い、下へ引っ張られる力も働くので、体の成長には引力に対抗して伸びようとする「意志」が働くと言っております。シュタイナー教育で周りのすべてを吸収する幼児期は全身が感覚器官と言われており、外の世界と内の世界の仕切りがない状態で、見たもの触れたものすべてを、良いもの悪いものと区別せずに、すべて自分の中に取り込むものだと言っています。シュタイナー教育でプラスチックのおもちゃ、テレビや携帯ゲーム機が、この「第二の七年期」では必要ではなく、子供によくないと言っています。

シュタイナー教育とは、一体どういうものでしょうか、シュタイナー教育の本質は、日本人の昔ながらの暮らしの中にもあり、難しいものではありませんよ。シュタイナー教育とは、家の中を整えて季節ごとの行事を大切にして、自然に合わせた生活規則で正しく生活すること、誰もが「日常の当たり前」と言うことの中にあります。シュタイナー教育で日常的な暮らしや遊びの中で、いろいろな質のものと自然に出会うことで、受け身ではなく、能動的な感覚で成長することが大切だと言っています。シュタイナー教育で「第二の七年期」の子供は、とにかくまねる、身近な大人の姿を見てまね、自分は人間であるということを学んでいく時期だと言っています。

子供の成長は、自ら成長していこうとする意志の表れで、シュタイナーは「立つということは、大地に足を踏ん張り、絶えずその瞬間に引力に逆らって直立に体を立てることだ、これは人の絶えざる『意志』を表している」と言っております。シュタイナー教育では、意思、感情、思考をはぐくむ時期に応じて、それぞれの感覚に働きかけることがいいと唱えています。

シュタイナー教育は、今だけなのです。これは夢ではなく現実です。シュタイナー幼稚園の入学に関して気をつけておきたいのは、名前だけシュタイナー幼稚園といったまがいものが出来ているようなのでよく調べるようにしましょう。

シュタイナー教育とは、「日常の当たり前」と言う事を、子供はそうして暮らす大人の姿を見て、成長するという考えなのです。シュタイナー教育の土台は、精神科学(魂の世界、精神の世界を知るもの)、そして芸術と教育学であると言われております。シュタイナー教育の0歳から7歳までを「第一・七年期」で「熱感覚 味覚嗅覚 視覚」・「感情」を育てる時期で、子供の体の成長には、静かで穏やかで、温かく柔らかい環境が必要だと言っています。シュタイナー教育は、幼い子供にとっては大人の存在も環境の一部で、子供の側にいる大人が、いつも穏やかな気持ちで過ごすことが重要だと言っています。

シュタイナー教育では、人は「精神の進化」を遂げるために、この世に何度も生まれ変わるもので、「教育」とはその進化を果たすための手助けをするものと考えられております。シュタイナーは、人間には12の感覚があると言っており、12の感覚とは1「触覚」・2「生命感覚」・3「運動感覚」・4「平衡感覚」・5「熱感覚」・6「味覚」・7「嗅覚」・8「視覚」・9「聴覚」・10「言語感覚」・11「思考感覚」・12「自我感覚」なのです。シュタイナー教育は、子供には、この12の感覚をバランスを取りながら育てることが大切だと考えた教育法なのです。シュタイナーの言う12の感覚を養うには、それぞれ、ふさわしい時期と課題があり、生まれてから最初の7年は、その子の一生に大きな影響を及ぼす時期であり、子供をしっかり見つめ、子供に大きな影響を与える親自身も成長していくことが大切であると言っています。

シュタイナー教育では、子供の持つ12の感覚を育てる大きな助けになっているのが「芸術」で、絵や音楽、詩、演劇、言葉や詩、物語などを体の動きで表現する運動芸術は、子供の感覚にいきいきと働きかける役割を果たしているものだと言っています。シュタイナー教育は、「自由への教育」と言われており、シュタイナー教育の自由とは、「自分というものをしっかりとらえ、いちばん深い内部の欲求から、自覚的に行動すること」だと言っております。シュタイナー教育は、知性は対極にあるファンタジーの世界の中で、体を育てることに専念できるような環境を整えてあげることが大切だと言っています。シュタイナー教育の7歳から14歳までを「第二の七年期」で「聴覚 言語感覚 思考感覚 自我感覚」・「思考」を育てる時期だと言っています。

シュタイナー教育は、この簡潔で簡単なテクニックさえ覚えればよいこととなります。シュタイナー教育は昔からある、積み木のおもちゃは、とても理屈に適ったものだと言っています。


シュタイナー教育の為になるブログを紹介します。

横浜シュタイナー学園 - シュタイナー教育とは
〒226-0016 横浜市緑区霧が丘3丁目1-20 TEL/FAX 045-922-3107 MAIL gakuen-info@yokohama-steiner.com
yokohama-steiner.com/about/steiner.htm

子どものいのちを育む シュタイナー教育入門
子安 美知子 (日本アントロポゾフィー協会文学部門代表) 上松 佑二 (日本アントロポゾフィー協会理事) 西平 直 (東京大学助教授)他編 学習研究社 2000年5月11日 定価(本体)1600円+税
www.honnoki.co.jp/books_site/steiner/212/0390.html

シュタイナー教育を実践する NPO法人 東京賢治の学校
2009.8.19 今年も立川の夏祭りに七頭舞で出演。8月23日(日) 2009.7.5 高校生論文発表会で当校生徒「最優秀賞」受賞 2009.6.20 東京賢治の学校はベルリンのシュタイナー学校メルキッシュ・フィアテル Waldorfschule Markisches Viertel と姉妹校になりました。
www.tokyokenji-steiner.jp

コミュニティカレッジ
今、世界の注目をあびているシュタイナー教育。この講座では、評判の高い子安美知子さんの本をテキストに、シュタイナー教育についてわかりやすく解説しています。シュタイナー教育を学ぶのが初めての方も、ちょっとした好奇心でシュタイナー教育に ...
www.yokkaichi-u.ac.jp/caeb/2005_02/index03.html

シュタイナー教育・・・・教育における四気質(気質)
気質 教育に必要な基本的なことは、子どもを理解することであるが、気質 の研究が子どもを理解する上で、大いに役立つであろう。そのために必 要な知識は、二、三のテストをしてみて簡単に得られるようなものでは ない。
www.asahi-net.or.jp/~TF2Y-KWI/kishithuA.htm

シュタイナー教育は、これは夢ではなく現実となるでしょう。シュタイナー教育は意志、感情、思考など世の中の考えに左右されることなく、自分自身で考え実行できる人つくりを基本としています。


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